総務ノススメ。組織の生産性に寄与する花形。

組織の中には、営業、経理、人事など、様々な異なるセクションが存在しますが、本日のストーリー記事は、中でも「総務」のオシゴトに焦点をあて、総務の仕事内容、仕事の面白さ・大変さ、また、担当者の見ている景色など、本音をご紹介していきたいと思います。

▼インタビュー対象者:池上綾奈さん(聞き手:人事部・山口)

今回登場する「池上さん」は、当社における専任総務担当者です。従業員数73名(※2022年8月15日時点)の会社のバックサイドを一人で支える功労者。世間的には、こういったポジションを「縁の下の力持ち」や「影の立役者」と表現することが多いですが、私の中では「扇のかなめ」と感じています。

——— はじめに、当社に入社した理由、また入社してから感じた会社の印象をおしえてください。

きっかけは転職サイトで会社のことを知りました。お客様や業界を大切にする事業を展開しており、社会貢献性の高さに魅力を感じました。また、何より面談を通して、社長をはじめとするマネジメントリーダーの人たちがとても優しく、その点が入社を決める理由となりましたが、一緒に働く人たちが魅力的であるということは、入社をした今でも変わらず感じています。

——— 入社当初から「総務部」を志望していたのでしょうか。

実は、入社時は、営業担当さんのサポート業務を担っていました。具体的に言うと、不動産部門において、発注業務、請求書作成、小口精算などが主な業務でした。

——— そこからどのような経緯で総務担当になったのでしょうか。

出産を経験したことがジョブチェンジの契機となりました。産休育休後に復職した際、前任の総務担当が会社を辞めることになり、会社状況が変わっていたんです。そんな時「総務に転身してみないか」と社長に声を掛けていただき、配属変更から今に至ります。

正直、はじめは「自分には無理じゃないか」とお誘いをためらいましたが、先輩方からも背中を押していただき、挑戦することを決めました。

——— どんなお仕事をされているのでしょうか。総務の仕事を教えてください。

扱う領域は本当に多岐に渡ります。例えば、

・社内美化や感染症対策

・社用車の管理、自動車保険代理店とのやり取り(手続き、更新、事故・故障が起きたとき)

・業務端末(携帯電話)管理、代理店とのやり取り

・備品管理や消耗品管理。これは、デスクから充電器、ドライバーまで、あらゆる備品の管理をします

・各種システム導入。なるべくコストをかけず解決できるように調査します

他、防災備蓄品管理、来客対応、郵便物引き取り・仕分け、お中元・お歳暮、しめ縄の購入、祈願、全社会の運営、お米(福利厚生)、初詣の手配など、ちょっと語りつくせないかもしれません。

——— これって部署で分類できない仕事全部じゃないですか…笑

そうですよね!

——— お仕事を通して「楽しいところ」はどんなことでしょうか。

楽しいところは「色々な知識が身につくこと」です。扱う範囲が広い為、中には専門知識がなく、自分で一から調べないといけないことも多数あります。以前の実績で、年間100万円以上の経費削減を達成した時は、仕事の手応えを感じました。時間をかけて調査をすることは大変ですが、苦労した分、ナレッジはたくさん蓄積できます。この点、実生活にも活かせることがとても多く、仕事を通じて人生が豊かになる実感を得られます。また、総務という立ち位置上「社内の色々な人と接すること」も楽しいです。当社は東京本社だけでなく、オフィスが全国にある為、社内のたくさんのタレントと交流を図ることは、とても刺激になります。

——— では、逆に「難しいところ」はどんなことでしょうか。

自分に向けられる「矢印が多い」ということでしょうか。社内の色々なことを扱っている為、多方面から問い合わせを受けます。常にマルチタスクで処理をしなくてはならず、息をつく間もない時があります。また、常に発信し続けることも挙げられます。この点は、業務改善でスキーム化しなければいけないと考えていますが、同じことを何回も言い続けないといけない場面があります。全体に周知したはずなのに伝わっていなかったり、仕事の効率を上げる工夫が必要だと感じています。

——— 最後に、これからのご自身のビジョンをおしえてください。

組織の一体感を生み出す為の「かけ橋」になりたいと考えています。貴重なタレントを束にして生産力を上げたり、また、業務の効率化を図り売り上げに貢献するなど、バックサイドから会社の成長に貢献したいと思います。総務部の存在感をもっと高めたいですね!

——— 池上さん、本日はありがとうございました!

[編集後記・コメント歓迎]人事部・山口

本記事をお読みいただいた皆様へ

今回は、私個人の「知りたい」という欲から企画を立ち上げました。

もしよろしければ「ファストコムのこんな仕事が知りたい」また「こんな人のインタビューが読みたい」など、ございましたら、HP・各種SNSからご意見・ご要望をお寄せください。皆様の「知りたい」にも積極的にお応えしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。