こんにちは。本社・人事部です。
今回のストーリ―は在宅勤務で建築・建設現場のお困りごとを解決しているVreJob(ヴィレジョブ)事業部・責任者の糸数朋美さんにインタビューを行いました。株式会社ファストコムでは仲間の「やりたい!」から始まったニッポン手仕事図鑑と、お客様の「ほしい!」から始まった建助事業部があります。
このVreJob事業部も、タイトルにもあるように“ある一言”から立ち上がった部署です。
糸数さんに事業の誕生秘話や働く環境、自分の時間の作り方について語っていただきました。
# 黒子の中の黒子
-糸数さんって何者でしょうか?
糸数さん:私は、VreJob(ヴィレジョブ)事業部の責任者です。私の業務内容は主に、在宅ワーカーさんの採用、就労管理、進行管理を行っています。『建助事業部』は建築業界の黒子として、工事現場へ通う職人さんの、駐車場や現場事務所の手配などを行います。私たちはそんな建助事業部の黒子として資料作成や法人コール、工事に関わる申請書類の提出などをおこなっています。VreJobの一番の特徴は、ほとんどメンバーが『ママワーカーさん』なんですよ。
インタビュアー:それは一体なぜでしょうか?
糸数さん:実は、VreJob事業部というのは、私のある想いを代表が「実現しよう」と背中を押してくれて誕生しました。
# 小さな声から生まれたVreJob事業部
-正直なお話、糸数さんの入社当時は育休・産休後の復帰実績はあるものの、当時は在宅ワーカーさんの働きやすい環境は整えられていなかったと思います。そんな中で、数ある会社の中からファストコムを選んだ理由はなんでしょうか?
糸数さん:ファストコムに入社する前は、子供を出産したばかりで多忙な日々を送る主婦でした。経済的な面から、出産後は働くことを考えていましたが、求職活動を続けるなかで『子供がいる』ということで嫌がられ、現実問題『仕事と子育ての両立』を実現させている主婦はほんの一握りなんだと感じました。そんな中ファストコムと出会い、「子供がいるから働くことを諦めてきた人達を救う環境を創りたい」という強い想いを代表に伝えたところ「一緒にやってみよう」と、寄り添ってくれました。ここだったら、過去の人事スキルを生かしながら、また採用関係に挑戦できると思い入社を決意しました。また何より代表が「せっかくだから事業部化しよう」と居場所を作ってくれたのが嬉しかったです。
インタビュアー:つまり事業部の名付け親は、糸数さんですか!?
糸数さん:そうなんですよ~!代表から「じゃあ事業部の名前を考えてみて!」なんて急に言われて!(笑)めちゃくちゃ考えました!
インタビュアー:ずばり名前の由来はなんでしょうか?
糸数さん:『Vre』というのは造語です。ドイツ語で“意欲”、英語で“育てる”という意味を組み合わせた言葉です。意味通り事業部のメンバーは意欲的な人が沢山います!
# 未完全な自分を受け入れる
-0からスタートしたVreJob事業ですが、立ち上げで大変だったことはありますか?
糸数さん:実家で飲食店を経営していたため、老若男女問わず接客の経験があり、コミュニケーションの能力に自信がありました。ですが、オンラインだと自分のコミュニケーション能力は、まだまだだと痛感しました。また事業部の立ち上げは、やらなくてはいけないことばかりで、何度も壁にぶつかりました。未完全な自分を受け入れ、失敗を重ねながら解決方法を手探りで進めたことが功を奏し、物事の切り替えが得意になりマルチタスクで業務を進められるようになりました。
インタビュアー:0→1にするのを、在宅ワークで行うのは想像以上に難しそうですね・・・。そんな中で糸数さんが心がけていることはありますか?
糸数さん:「皆さんお忙しいだろうな・・・」と感じつつも優しい方ばかりなので、ちょっとした用事でも電話しちゃいます!(笑)顔が見えないからこそ、元気だということを声のトーンでアピールしています。それとVreJobのメンバーが不安や孤独を一人で抱え込まないように、雑談のチャットをしてコミュニケーションを取っています。些細なことでも相談しやすい、人事リーダーになれるよう心がけています。
インタビュアー:顔が見えないからこそ、積極的に話しかけ些細な変化に気づける観察力を磨くワケですね。人事として、とても勉強になります。
# 助け合い寄り添えあえる環境
糸数さん:前に体調を崩してしまったときに、VreJobメンバーが率先して仕事に取り組んでくれて、本当に感動しました。同時に、しっかりとVreJob事業部がチームとしてちゃんと成り立っていることを実感しました。他にも、ZOOMの会議中に子供たちが騒ぎ出してしまったとき、他のメンバーは嫌顔一つせず「お子さんの元へ行ってきて大丈夫ですよ」と、急なハプニングにも対応でき助けられています。
インタビュアー:確かに皆さん、本当に優しくて自分のことと同じように、他人も大切に接する人ばかりですよね。
# 仕事と子育ての合間につくる、“自分の時間”
-糸数さんって、VreJob事業部を立ち上げてから資格の勉強にも取り組んでいましたよね!“自分の時間”を、どのように確保していますか?
糸数さん:はい!産後で鈍った体のためにバランスボールを始め、ついに『バランスボールインストラクター』の資格取得することが出来ました。子どもが3人もいると、実際はなかなか一人の時間を取るのが難しいです。なので、何かと同時進行しながら、自分のやりたいことに挑戦出来るように工夫しています。ここが、在宅ワークだからこその魅力だと感じます。お昼休憩の時間をつかって、夜ご飯の仕込みを済ませ、夕方に洗濯物を取り込むことが出来るので、その分の時間を他の時間にあてています。他にも、普段の生活でどんな時間の使い方をしているか、時々振り返るように心がけています。
インタビュアー:今後、“自分”の時間“を何に使いますか?
糸数さん:実は学生時代に吹奏楽部に所属していて、サックスを吹いていたので、もう一度練習をしたいですね!
インタビュアー:サックスパートだったんですね!実は私も吹奏楽部時代に、サックスを担当していました!糸数さんと共通点があって嬉しいです ♪
糸数さん:そうなんですか!私も嬉しいです!因み今も吹けますか?
インタビュアー:い、今はもう・・・
一同:笑笑
# VreJobが目指す存在
-今後のビジョンを教えてください
糸数さん:今後は建助の中だけの認知だけでなく、ファストコムの中の事業部として認識してもらえるように、外注ができるまでに成長していくのが目標です。そしてVreJob事業部立ち上げ当時から変わらず、私が面接をし入社を決意してくださった全員を幸せにすることです。自分自身が、子育てをし初めて世の中の不自由さに気づいたからこそ、子育てや親の介護を理由にキャリアを諦めた人を救える事業部でありたいと思います。
インタビュアー:糸数さん本日はありがとうございました!
VreJob事業部は、最高のチームでいるために
これからも、さまざまなことに挑戦し続けます。ではまた次回のストーリーでお会いしましょう!
# こだわりのスペース (雑談編)
-いつもはどんな場所でお仕事をしていますか?
糸数さん:いつも作業するスペースはこんな感じです!
インタビュアー:家だとつい他の事に気が散ってしまい集中できないタイプです。家で集中できる秘訣があれば教えていただきたいです!
糸数さん:いつも同じ場所で仕事をするのはつまらないので、リビングや寝室で仕事をしたり、晴れて天気が良い日は、ベランダで仕事をして気分を上げています!
インタビュアー:素敵です・・・!!!
《完》
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