新卒の彼がとファストコムと出会ったきっかけとは?人生の決断と一期一会でつながる

令和初の新年度を迎え、各地で入学式や入社式が4月1日に行われました。
ファストコムも例外ではなく、先月大学を卒業したばかりの新しい仲間が入社したのです。

新卒第二号

カメラを持つ写真

笑顔がステキな、新メンバーの名前は熊谷寿将。
ファストコムで第二号の新卒採用です。
秋田出身、新潟で学生時代を過ごした彼が、何を目指しファストコムに入社してくれたのかインタビューをしました。
海外に目を向けていた彼が日本の伝統に触れ始めた理由
実は、彼は大学時代に休学していたそうです。
理由は「旅行ではなく、海外に長期間滞在したかった」からだそう。

インターンプログラムに申し込んで決まった滞在先はカンボジア。
このカンボジアでの出会いや経験、そして行くという選択が、将来やりたいことを深く考えるきっかけになりました。

カンボジアの実際の風景

日本では見られない、異国に住む人々の生活や子どもの笑顔など、日常を肌で感じたそう。
インターンをしなければ出会えなかった他国の人と触れ合えて、心から楽しめたのです。

また、日本を好意的に感じてくれる方が多数いることに純粋に嬉しかったと、笑顔で教えてくれました。
彼は、このカンボジアでの純粋に楽しんで感じたことをきっかけに、自分の将来を真剣に考え始めます。

子どもたちとの写真

【仕事は自分が好き・やりたいと感じられる職に就こう】
伝統や温泉なども好きだけれど、悩んだ末最終的に残ったのが日本酒でした。

酒造で働く姿

お酒を飲みながら、仲間と話す会話。
周りのみんなの姿を見るだけで、幸せに感じたからだそう。

日本酒にたどり着いた当初は、カンボジアで出会ったような日本を好意的に思ってくれる海外の方に日本酒を広めたい。そう思っていました。
けれど、外国人だけに絞るのは違うかなと感じ始め、まずは現場を知りたいと行動をとり始めたのです。

彼が仕事についたのは新潟の酒蔵。
アルバイトとして働き始めました。

酒蔵の職人を間近に見て、どんどん日本酒に夢中になります。
そんな日々を過ごしていたある日、蔵人に見せてもらった動画は地元・秋田の映像でした。
映像だけの伝え方に感動を覚える

蔵人に見せてもらった映像は、語り手もいなければテロップも演出もありません。
ただ、秋田の風景や日常の映像です。

その動画をみた瞬間【故郷・秋田を大切にする気持ち】そして、言葉や演出が無くても心に響く感動を知りました。

映像だけで伝え、人の心を響かせてみたい
このような気持ちが芽生えたんだそう。

演出はせず、日常を切り取った姿を。
自分が体験や見て響いたもの・感じたものを、そのまま映像だけで撮って伝えたい。
カメラは以前から好きだったので、自分で撮影や編集をしていましたが、より映像の世界に足を踏み入れたのです。

雪の茅舎01

雪の茅舎02

ニッポン手仕事図鑑との出会い
熊谷さんが、静岡県掛川市を訪問したとき、出会った生産者の方に1本の映像を見せてもらったそうです。

その動画こそ、ニッポン手仕事図鑑の【葛布・葛苧の職人さん】についてでした。
静岡県掛川市 SHORT FILM 前編 [ グリーンモンスターと掛川 ] 後編[ 憎まれっ子と職人 ]
1本の動画との出会いで、現在、熊谷さんは仕事仲間になりました。
すでに2月からアルバイトとして、撮影チームに関わっており現場で活躍しています。

人との出会いや熊谷さんの気持ちがひとつでも欠けていれば、僕たちとも出会っていないのかな?と感じたら、記事にしたくなりました。

これから先の彼が、非常に楽しみですね。
人生、どのようなことが起こるか分からないからこそ、おもしろいです!

(記念撮影楽しみました♪)
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