こんにちは!ニッポン手仕事図鑑 ふたりごと文庫編集長の浅野有希です!
今回は、ニッポン手仕事図鑑初の書籍!
2017年9月23日に発売された、
『子どものためのニッポン手仕事図鑑』についてご紹介。
なぜ“子どものため”なのか
この本はその名の通り、小学校高学年向けの“図鑑”なんです。
今までニッポン手仕事図鑑が撮影してきた職人さんを、インタビューやイラストとともに紹介しています!
全国の小中学校や、地域の図書館にも置かれているんですよ。
では、なぜ“子ども”向けの書籍なのか!?
私が初めてニッポン手仕事図鑑に来た、もう2年近く前(大学二年生の夏)
こんなお話を聞きました。
「ニッポン手仕事図鑑は、もっと子供や若い人に見てほしい」
日本の伝統工芸産業は“後継者不足”に苦しんでいて、衰退しつつあります。
職人さんの多くは、幼い頃の体験や記憶がきっかけになりその職に就いているのだそうです。
子どもの頃に、ニッポンの手仕事に触れる機会をつくる。
そうすれば、職人さんという将来の選択肢を増やすことができるのではないか。
……ニッポン手仕事図鑑 編集長の大牧は、そんな想いを語ってくれました。
伝統工芸や地域活性について、全く何も知らなかった当時の私は衝撃を受けました。
「人を感動させる」お仕事をしている人たち
大牧は、本書に登場する職人さんたちのことを「人を感動させる」お仕事をしている人たちと表現しています。
職人さんというお仕事は、毎日毎日、何年も努力を重ね、丁寧に仕事をされています。
「手仕事」だからこそ感じられる温かみや、心地よさってありますよね。
そんな職人さんの中には、昔から変わらぬ形を守り続ける方もいれば伝統的な技術を時代に合った形へと進化させる方もいます。
どちらも変わらないことは、
仕事に対する「愛情」と「情熱」と「誇り」を持っていることだと大牧は言います。
だから、職人さんがつくるモノは、手に取る人の心を感動させます。
職人さんの想いやパワーが、その商品に込められているのですよね。
そんな「職人さん」が、一人でも多くの子どもたちへ届きますように!